こんにちは、CocoRiです!
旅行とホテルステイが趣味の元国際線CAです。
旅の記録とおすすめ情報を独自視点で発信しています。
今回は、【Q&A】ということで、質問を頂きましたので回答していきます!
質問内容はこちら↓
飛行機でおすすめの座席位置を教えて!(エコノミークラス)
特に、機内食サービスでお得になる座席位置を知りたい!
ご質問ありがとうございます!
元CA目線で私なりの回答をお伝えします。
飛行機のおすすめ座席は、何を重要視するかの条件によって変わります。
本記事では、”エコノミークラス” で ”機内食を重視” する場合の
おすすめ座席位置を理由を踏まえてご紹介いたします!
おすすめの座席位置
質問の背景
背景として情報を整理しますと、
この質問者さんは、エコノミークラスで旅行をした際、機内食の配膳が最後の方だったとのことです。
さらに、2種類あった食事も1種類のみとなり、選ぶことが出来なかったとのこと。
待たされた挙句に食事の選択も出来ず、せっかくの機内食を楽しめなかったそうです。
旅行の際、機内食は重要ポイントですよね。
移動の飛行機でも、良いサービスを受けたいと思うのは私も同じです。
回答
エコノミークラスで機内食を重視する場合、、、
ズバリ、おすすめの座席位置は、左側前方です!!
それでは、理由と共に解説していきます。
おすすめの理由
結論として、左側前方をおすすめしました。
その理由は2つあります。
- 機内サービスの基本の流れ
- CAの役割配置
上記2つの観点から詳しく理由を説明いたします。
機内サービスの基本の流れ
基本的に、機内サービスは前から後ろの流れで行われます。
よって、後方より前方に座っている方が、早くサービスを受けられます。
機内食も前方から順に配膳するのが基本ですので、選択肢のある可能性が高いです。
(機内食の選択は基本的に早いもの順なので、後方ですと自然と選択肢が無くなることが多いです。)
CAの役割配置
もう一つ、CAの配置なのですが、
飛行機では左側に責任者が配置されます。
左側最前方は客室責任者のポジションです。
(いつもアナウンス等を行なっているので、機内で見てわかると思います。)
機内全体でも、左側に配置されるCAは、クラス責任者やベテランのCAが多いです。
その為、左側の方がサービスのスピードが早いことが多いです。
(一概には言えませんが、習熟度の観点からです。)
乗り慣れている方の中には、あえて右側に座る方もいらっしゃいます。
(恐らく、若いCAに担当してもらいたいのかと…小言です。笑)
以上、2点の観点から、左側前方がおすすめの理由を述べました。
おすすめ位置の注意点
加えて、いくつか注意点がありますので、詳しく説明いたします。
左側とは
詳細をお伝えすると、左側というのは、進行方向を見て左側の通路です。
下の図では、左側の赤色のエリアを指しています。
注意が必要な点は、真ん中の席(上図の場合はF)に座る場合です。
どちら側からサービスを受けられるかは、運となります…笑
お連れの方が左側にいる場合は、左からサービスを受ける可能性が高いです。
サービスの進行状況が早い側からサービスを受けることもあります。
よって、どちらからサービスを受けるかは、その時の状況次第となります。
右側前方の場合
また、右側前方座る際も注意が必要です。
前から後ろにサービスするなら、右側の前方でも早いサービスを受けられるのでは…
誰もがこのように考えると思うのですが、
なんと、
右側前方でも最後の方にサービスを受けることもあります!
(実際、今回の質問者さんは右側前方に座っていたそうです。)
ちなみに、私も外資の航空会社に乗った際に、同じような経験がありました…
どういうことかと言いますと、
左側からサービスを始め、後ろをUターンして右側は後ろからサービスをする場合がありました!
このようなイメージです。(下図・赤矢印)
「あれ、右側のサービスがなかなかサービスが始まらないな…」
と思ったら、後ろからカートが来てびっくりしましたね。笑
乗客の着席位置や機内食カートの搭載状況、担当CAの配置等、様々な要素を踏まえて、
CAは便毎にサービス方法を工夫しているので、サービスは状況によるというのが本音です。
おすすめ座席位置のまとめ
これまでおすすめ座席位置の理由や注意点を説明して来ました。
総合的に判断をして、エコノミークラスで機内食を重視する際は、
左側前方の座席がおすすめです。
今回は、”エコノミークラス” で ”機内食を重視” した場合で回答しましたが、
「何を重要視するか」で、おすすめの座席は変わってきます。
他にもCA目線で知りたい内容がありましたら、是非リクエストをお送りください!
この記事が、
飛行機の座席指定に迷われている方、
機内サービスをお得に楽しみたいとお考えの方に、
少しでも参考となりましたら幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。✈︎
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