【搭乗記】シンガポール航空ビジネスクラス(NRT-SIN)A380-800

飛行機

※2023年11月に搭乗した内容です

こんにちは、CocoRiです!

旅行とホテルステイが趣味の元CAです。

旅の記録とおすすめ情報を独自視点で発信しています。

今回は、成田→シンガポールの移動の際、シンガポール航空のビジネスクラスに乗ってきましたので、搭乗記として内容をご紹介します。

気になるエアバスA380-800の座席周りや、機内食、サービスクオリティを徹底レビューします。

CocoRi
CocoRi

シンガポール航空は個人的に元々大好きな航空会社。

世界最大の旅客機A380の詳細をお届けします!

この記事では、

  • シンガポール航空について
  • チェックイン方法
  • A380の座席の詳細
  • 機内食の内容
  • 予約する際の注意点

について、ご紹介いたします。

少しでも皆さまのご参考になりましたら幸いです。

シンガポール航空の概要

公式HP https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/home#/book/bookflight

個人的に大好きな航空会社なのですが、世界水準でも人気の航空会社です。

ちなみに、客室乗務員界隈の中でも、人気のエアラインでした。

人気の理由は、そのサービス

毎年実施される、スカイトラックス社による航空業界の格付けランキングで、2023年「ワールド・ベスト・エアライン」に5度目の受賞をしています。

まさに、業界をリードするエアラインと言っても過言ではありません。

シンガポール航空と言えば、の代表的な制服「サロンケバヤ」も好きなポイントの一つです。

路線情報

それでは、今回の路線情報を整理します。

  • 便名:SQ637
  • 出発地:NRT(日本・成田国際空港)
  • 目的地:SIN(シンガポール・チャンギ国際空港)
  • 飛行時間:7時間55分
  • 機材:エアバスA380-800
  • 総座席数:471席
  • 搭乗クラス:ビジネスクラス(78席)
  • 機内食サービス:1回(昼食)

チェックイン

シンガポール航空は、成田空港第1ターミナルから出航します。

電光掲示板にてカウンターをご確認ください。

チェックイン可能時間は、出発時間の3時間前から可能です。

(出発空港と航空会社により、チェックイン開始時間は異なります。)

今回、私たちはラウンジを利用するために、開始時間にチェックインをしました。

ビジネスクラスの場合、専用レーンが設けられているので、並ぶ待機時間は発生せずにすぐに案内いただきました。

(開始時点でエコノミークラスのレーンには待機列が既に発生していました…)

カウンターに並ぶ時間が少ない点も、ビジネスクラスの特権です。

搭乗

ビジネスクラス利用の場合、搭乗時間までANAラウンジを利用することが可能です。

※ANAラウンジの様子や内容の詳細は、別の記事にて書いています。こちらも是非ご覧ください。)

さて、ついに搭乗開始です。

エアバスA380は、世界最大の旅客機のため、搭乗人数が多い分搭乗にも時間がかかりました

ビジネスクラスもレーンが分かれているとは言え、約80席あるので搭乗レーンに並びました。

チケットをかざして飛行機に行く間に、ビジネスクラスはブリッジが分かれます。

エアバスA380は二階建ての機材のため、ビジネスクラスは2階に上がるブリッジとなっていました。

座席シート

座席概要

ようやく、お待ちかねの座席とご対面です。

ビジネスクラスのシート配席は、1-2-1

シンガポール航空 公式サイト(https://www.singaporeair.com/saar5/pdf/OurFleet/A380_Version2.pdf

私たちは、隣り合わせのセンターパート(2の部分)にしました。

座席の第一印象は、「大きい」。

1席の幅が広くて、空間がしっかりと保たれています。

個室ではないですが、中に入って座ると囲われているような感覚で、隣の人の顔は全く見えません。

通路を跨いで窓側の席の人の存在も気にならず、プライベート空間を楽しめます。

デザイン

個人的に好みだったのが、座席の色使いやデザイン。

ブラウンとオレンジの配色で、車のオプションを施したような高級感あるレザー調が好みでした。

また、アクセントになるクッションが、想像以上にふかふかで、枕も用意されているのですが、

私はこのクッションをずっと使用していました。

フルフラット

もちろん、座席はフルフラット仕様なので、横になることも可能。

ベッドマットやかけ布団もあるので、ベッドメイキングも頼むことも出来ます。

最初は、足を置くオットマンの位置に布団類が置いてあるので、布団類を使わない時の置き場に工夫が必要です。

(どかさないと足を置けません。)

席に付いてから、CAさんに説明頂いたのですが、

センターパートの隣り合わせの席は、堺のパーテーションを動かすことが出来ます。

一番下に下ろせば、ダブルベッドのようにも使えるそうです。

座席周りの機能

収納スペースも複数ありました。

バッグ等は前の座席下に置くスタイルで、センターパートには上に棚が無い造りでした。

テレビは18インチで、タッチスクリーン。手元のコントローラーを使用しても操作可能。

エンターテイメントが1,000以上あり、映画選びに迷ってしまいます。

電源はUSBポートが2箇所(手元のカウンター部分・テレビの横)

手元には、リクライニングボタンとコントロールボタンがいくつか。

「DO NOT DISTURB」ボタンもありました。(利用客側もCA側も嬉しい機能です。)

そして、意外とあったら嬉しい鏡も。

テーブルはボタンを押して引き出すタイプ。

オットマンも引き出して伸ばすことも可能です。

アメニティ

座席備品

もともと座席に用意されていた備品がこちら。

・ノイズキャンセリングヘッドフォン

あてカバーもありましたので、衛生面が気になる方にも安心です。

・スリッパ

ミニ靴べらも入っていました。

・アイマスク

・靴下

薄い靴下なのですが、履くと暖かくて女性には嬉しいポイントです。

オーダー備品

CAさんに依頼すれば頂けるアメニティもあります。

・アメニティポーチ

内容は、英国ブランドの「PENHALIGON’S」のセットです。

中身は、ミニミスト化粧水、ハンドクリーム、リップクリームでした。

何より、ポーチが可愛くて、外側はシンプルなブラウンのポーチなのですが、中のデザインがコスメ柄!

自分のお土産にもなりました。

化粧室備品

化粧室の中にも、アメニティが用意されています。

(航空会社によって、アメニティは異なりますし、設置方法も異なるので、私はチェックしてしまいます。笑)

こちらも同じくメーカーは「PENHALIGON’S」

フレグランスとハンドクリーム、化粧水が用意されていました。

隣には、アルコール除菌ジェル。

意外と知らない方が多いのですが、

化粧室内の鏡の横などに、プッシュボタンがあったり、「Amenities」と書かれたシールがあります。

誰でも開けることが可能で、中には歯ブラシや生理用品が収納されているので、要チェックです。

私が歯ブラシを取って歯を磨いていたら、夫から「歯ブラシどこにあった?」と聞かれました。笑

化粧室の中をよーく見てみてください。

CAさんに頼んでも貰うことが出来ます。

機内食

メニュー

メニューブックで気になったのがドリンクの内容。

紅茶は、シンガポールを代表する「TWG」の高級紅茶が飲めます。

コーヒーは、イタリアの「illy」ブランド。

ノンアルコールカクテルの「モクテル」が充実していて、アルコール苦手な私は歓喜。

多国籍&多宗教国家のシンガポールならでは、と感心。

離陸後ベルトサインがオフになると、CAさんがドリンクをオーダーしに来てくれます。

食事の前にモクテルを頼み楽しみました。

コース料理

ビジネスクラスでは、コース料理のように機内食を楽しめます。

まずは、アミューズのサテから。

これが想像以上に美味しい!ピーナッツソースにたっぷりと付けて食べると尚良し。

お代わりしたい位でした。笑

そして、CAさんがテーブルセッティングをしてくださいます。

前菜のマグロのたたきとエビ。サーブ後にソースをかけてくださいました。

次にブレッド。CAさんがバスケットを持って周ってきますので、その中から好きなものを選びます。

ガーリックトーストがあったのが嬉しかったです。

遂にメインディッシュ。私はビーフステーキをチョイス(クックザブックで事前選択)。

お肉自体に、アジアン系のスパイスが掛かっており、ウェスタンとアジアンの融合な味わいでした。

隣の主人は、ラムチョップをクックザブックで事前オーダー。

(こっちの方が私は好みの味付けでした。)

デザートは抹茶アイス

暖かいコーヒーをいただいて食事終了。

パーソナルサービス

今回、特定のCAさんが担当してサービスをしてくださいました。

座席をエリア毎に区分けして、それぞれCAさんが担当してくれます。

搭乗した後に、ご挨拶に来てくださり、

その後のドリンクや機内食も全て同じCAさんからサーブされました。

自分の好みを1度伝えるだけで、その後のサービスにも反映してくれるので、とてもありがたいです。

飛行機を降りる際には、少し仲良くなっているのが、機内あるあるですね。笑

また、日本人CAさんが1度座席まで挨拶に来てくれました。

「日本人のCAもいるので安心してください。何かあったらいつでも呼んでください。」と挨拶してくださり、

これには夫も関心していました。

日本語を話せる日本人CAがいるだけで、安心感が違います。

シンガポール航空の流石の配慮でした。

予約する際の注意点

ブックザクック

ビジネスクラスを予約する際は、「ブックザクック」を利用することをおすすめします。

非常にわかりにくく、何じゃそりゃ?と私も思ったのですが、利用した方が断然お得です。

一言で言うと、”食べたいものを事前にオーダーできるシステム”です。

メニューの種類がとんでもなく多く、ジャンルも幅広いのが特徴です。

もちろん和食のメニューもありました!

お腹が弱く、胃に優しいものを食べたい方や、海外の食事が得意では無い方は、事前に和食をオーダーすることが出来ます。

今回驚いたのが、深夜便の朝食サービスでも、メニューの制限無くガッツリメニュー(ディナータイムと変わらないメニュー)をオーダーできたことです。

※帰国便の様子に関しては、また別の記事にてご紹介します。

「ブックザクック」を利用しなければ、通常の機内チョイス(beef or fish or 和食?)の選択となります。機内サービスの順番が遅ければ、チョイスさえできず余ったものを提供される可能性も。

しかし、「ブックザクック」を利用すれば選んだメニューを必ず食べられます

予約はフライト出発の24時間前までですので、ご注意ください。

今回、ビジネスクラスでも後方の座席だったので、サービスの順番が遅かったですが「ブックザクック」で大正解でした。

座席位置

座席の位置は前方をおすすめします。

特にA380の場合、ビジネスクラスの座席数が多い分、サービスにかなり時間を要します

(機内サービスは前方から後方に向かって行われます。特にビジネスクラスはコース提供なので時間を要します。)

今回、最後尾の席にしたのですが、機内食の提供が遅すぎて遅すぎて…

ドリンクが提供されてから、アミューズのサテの提供もひたすら待ちました。(ドリンクはとっくに飲み終わってました。)

サテを食べ終わっても、前菜が来ない…

前菜を食べ終わっても、メインが来ない…

ひたすら待たされ、コース料理の途中でしたが眠くなってしまう程でした。

(CAさんの大変さも重々承知している身ですが、本当に遅かった。食事に何時間かかるの?と思ってしまいました。笑)

せっかくの広い座席で、フルフラットベッドでたっぷり睡眠をとる予定だったので、

前方の座席にしていれば、有効的に時間を使えたなと思ってしまいました。

A380のビジネスクラスは、前方座席をおすすめします。

まとめ

シンガポール航空A380のビジネスクラスをご紹介いたしました。

如何でしたでしょうか?

機内食の提供は遅かったものの、食事内容はどれも美味しく、好きなものを事前に注文できるシステムも素晴らしいと感じました。

座席もCAさんのサービス力も総じて満足で、何度でも乗りたいと思うエアラインです。

CocoRi
CocoRi

機内食も映画も選択肢がありすぎて、空の上でも自分の好きなように過ごせます。

CAさんの配慮あるサービス力も流石です。

この記事が、

シンガポール航空で移動をお考えの方、

ビジネスクラスのサービスに興味がある方、

A380の最大旅客機で贅沢な体験をしたい方に、

少しでも参考となりましたら幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。✈︎

シンガポールの5つ星ホテルについてもレビューを書いています。こちらも是非ご覧ください。

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