【妊婦必見】出産前に知りたかったこと9選

子育て

こんにちは、CocoRiです!

1児の母となった元国際線CAです。

子育ての旅がスタートし、日々奮闘しています。

先日、初めての出産をドキドキしながら無事に終えました。

妊娠中から常に気を張っていたため、出産してほっとした私に待ち受けていたのは、

産後すぐからの、マイナートラブルの嵐!!!!!!!!!!!

こんなの聞いてない〜!知らなかった…と、一苦労でした。

子ども(赤ちゃん)のことばかり調べて、母体(母親)に起こることは全く調べてなくて、「出産前に知りたかった」と思うことばかり。

出産前にやるべきことの1つとして、産後トラブルの知識心の準備を是非おすすめします!

そして、この産後のリアルを男性にも知ってもらいたいです!

CocoRi
CocoRi

妊娠・出産は、産後も大変なことばかりでした!

事前に心構えができているのと、できていないのとでは全く違うと思います。

今回は、

私が実際に直面し驚いてしまった産後トラブルについて、出産前に知りたかったこと9選をご紹介します。

出産後も痛みが続く(後陣痛)

私が実際にびっくりしたのが、 後陣痛 という存在。

なんと、出産をした後にも陣痛が来ます。

やっとの思いで陣痛に耐え、出産したにも関わらず、陣痛が再び襲ってくる。

なんとしつこい奴なのか…。

出産後は、大きくなった子宮が元のサイズに戻ろうと収縮します。

その収縮の際に痛みが発生し、後陣痛と呼ばれます。

肝心の痛みの強さですが、私は生理痛のような感じでした。

「ギュゥー」というような痛みが数日続きました。

助産師さん曰く、経産婦の方が後陣痛の痛みは強くなるそうです。

そして厄介なのが、授乳をすると痛みが増すということ。

授乳をすると、子宮の収縮が促進されるそうで、痛みを感じるようです。

しかしながら、数日耐えれば痛みは消えていくので、ほんの少しの辛抱です。

(女性は数々の痛みに耐えていることを、ぜひ男性にも知ってもらいたいものです。)

おっぱいが痛い(ガチガチの岩になる)

誰も教えてくれなかったのが、出産後におっぱいが痛くなること。

パンパンに張り、ガチガチの岩になり、熱を持ち始めます。

少しの振動でも痛みが発生し、私は寝れなくなるほどでした。

それらの原因は、授乳に備え乳腺が開通する為だそうです。

頑張って母乳を作ろうとしている過程だそうで、これまた女性の体はすごいですよね。

「おっぱいは痛いですか?大丈夫ですか?」と助産師さんに聞かれるまで我慢をしていた私…。

遠慮せずに早めに相談すればよかったと後悔。

保冷剤で冷やすなり、搾乳するなり、状況に合わせて対処法を教えてくれます。

痛みを感じたら、迷わず相談する方が吉です。(ナースコールを遠慮なく押してください)

尚、赤ちゃんに吸わせれば吸わせるほど母乳分泌が盛んになるようなので、

一番の解決策は、赤ちゃん母乳を吸わせて分泌をスムーズにさせることだそう。

母乳が安定してくれば、痛みも次第に無くなってきます。

我慢しすぎると ”乳腺炎” になることもあるようなので、我慢のしすぎは禁物です。

(常に痛みと闘っている母達は、偉い!!!!)

授乳は幸せとは限らない(不快感)

赤ちゃんに母乳を与える姿は、聖母マリアのようなイメージを抱いている人は多いはず。

授乳をすると幸せホルモンが出て、幸福感に包まれる。

「さぞ、直母授乳は幸せなんだろうな」と私も思っていました。

しかーし、

現実はそう上手くいかないこともあります。

幸せとは反対に、直母授乳中に不快感を得る可能性もあります。

”不快性射乳反射” と呼ばれ、ホルモンの影響で不快感やネガティブな気持ちを感じてしまうそうです。

ひどい場合は吐き気を伴うことも。

私は一時的に若干の不快感を感じることがありました。

授乳を続けていたら、自然と不快感は消えました。

授乳中の女性の一部が感じてしまうそうです。

「授乳に不快を感じるなんて、私は母親失格なのではないか」と思ってしまいそうになりますが、

ホルモンの影響で仕方のないことなので、決して自分を責めないでください

お母さんのせいではありません。ホルモンのせいです。

母乳を辞めて完全ミルクに移行するのも、一つの解決策です。

母乳育児でもミルク育児でも、変わりなく子どもは育ちます。

決して自分を責めず、我慢をしすぎないでください。

メンタルが崩壊する

私はこれが一番辛かったです。

”産後鬱” という言葉は知っていましたが、「自分は大丈夫」と思い込んでいました。

鬱まではいかなくとも、産後すぐから情緒不安定になります。

産院では、産後すぐ〜10日くらいまでは、涙が出たり情緒不安定になると説明を受けました。

私の場合は、産後2週間くらいまで続きましたが、次第に良くなりました。

症状は以下の通りでした。

  • 理由もなく涙が出て止まらなくなる
  • 些細なことで傷つく
  • 常にネガティブで感傷的になる
  • どうしようもなく不安に駆られる
  • 外に出たくない
  • 人に会いたくない

1日中ずっと泣いている状態で、家族にはかなり心配をかけてしまいましたね。

しかしながら、これはホルモンの影響なので仕方がないことです。

何度も言いますが、お母さんが悪いわけではありません。

決して自分を責めず、我慢をしすぎないでください。

家族に話を聞いてもらったり、病院を受診したり、助産師さんに話をしたり、

対処できることはあります。

産後は誰しもがメンタル崩壊するので、心配しないでください。

育児情報はただの目安

妊娠中から様々な情報を調べる人は多いはず。

子育てはわからないことだらけで、出産後も育児情報をついつい調べてしまいます。

特に、育休・産休中は家の中にいることも多く、子どもや家族としか接しないため、外部の情報に頼ってしまうことも多いです。

しかしながら、結論を言うと、育児情報はただの目安です。

子育て中は、自分の育児方法が間違っていないか常に不安になります。

「ミルクをあまり飲まない」、「泣いてばかりで寝ない」、など調べれば調べるほど、余計に不安になることも多いです。

情報はあくまで目安。

子どもはそれぞれ個性があって、育児情報に当てはまらないこともあります。

出生体重はみんな違いますし、成長の過程もみんな違います。

寝ない子は、本当に寝ないです。笑

命に別状がなく育っていれば良し!うちはうち、よそはよそです。

本当に心配な場合は、病院や保健センターなどの専門機関に相談しましょう。

情報に振り回されないように、あまり不安にならないで大丈夫です。

常に眠い(睡眠不足)

妊娠中に、「出産後は寝る時間ないから、今のうちにたくさん寝ておきな〜」と言われてましたが、

出産後の今、ほんっっとうに、寝る時間がありません

産後翌日から、母子同室の入院生活が始まり、あっという間に子育てがスタートします。

出産による体のダメージを負いながらの子育ては、結構しんどいです。

退院すれば家族の協力を得られるから、少しは休めるはず、、、と思いきや、

子育てはノンストップ!

3時間おきの授乳でぐっすり眠る暇もありません。

3時間おきならば、授乳と授乳の間の時間で寝られるのでは、と私は思っていましたが、

実際には、授乳をしても赤ちゃんは寝ないときもあるし、次の授乳までずっと泣きっぱなしのときもあります。

まさにノンストップ。

やっと寝れると思いきや、赤ちゃんが息をしているか心配になったり、少しの泣き声で反射的に起きてしまう、なんてことも。

産後は寝不足で常に眠い状態です。

今振り返ると、出産前に聞いていた「寝れる時に寝ておく。」という助言は本当だったなと実感しています。

助産師さんに言われた言葉は、「赤ちゃんが寝たら、お母さんも寝る。余計なことはせず、休む。」です。

ぜひ、入院中は赤ちゃんを積極的にナースステーションに預けることをおすすめします。

家に帰れば24h子育てです。入院中くらいは、楽をしましょう。

休める時に休むことが大事です。

自分時間ゼロ

寝る時間が無いのと同時に、自分時間もありません

今までは、自分の好きな時間に起きて、メイクをしたり着替えたり、買い物に行ったり、カフェに行ったり、家ではゆったりお風呂に入って、のんびりテレビを観る。

なんて生活をしていましたが、全部できなくなります。

全ては子ども中心。そして家事さえやる時間がないです。

買い物に行く暇もないし、料理なんてやってる時間もない。

子どもが寝てる間のほんの少しの時間に、急いで簡単なご飯をかき込む生活でした。

私は、納豆ご飯食パンが欠かせなかったです。笑

自分の食事なんて気にする時間もありませんでした。

母乳のために、最小限の栄養を摂るという感じでしたね。

美容室に行けたのも、産後3ヶ月ほど経ってからでした、、、。

今思うと、遠慮せずにもっと家族や外部サービスを頼ればよかったなと思います。

自分時間が無くなるので、出産前に思いっきりやりたいことはやっておくべきです。

そして、産後は家族に甘えられることは甘えて、自分時間を作ることをおすすめします。

お母さんがハッピーだと、子どももハッピーになります。

育児の間の気分転換はとても重要です。

お腹は引っ込まない(体重も減らない)

出産しても、お腹は大きいままです。そして、体重も減りません!

お腹の中の子どもを出産すれば、すぐにお腹は引っ込むと思っていた私は、本当にショックを受けました。。。

焦って母に聞くと、「お腹はすぐには引っ込まないわよ〜、あはは」なんて笑われました。笑

私の場合は、2ヶ月くらい経った後、気づいたら自然とお腹が引っ込んでいたという感じです。

よく考えると、10ヶ月かけて大きくなったお腹がすぐに小さくなるわけないですよね。

体が元に戻るのも当然ゆっくりなわけで、ダイエットなんて急いでやる必要はありません。

まずは産後のダメージをしっかりと癒すことが大事です。

頑張らなきゃと思わなくて良い

ここまで産後の苦労をつらつらと書いてしまいましたが、育児は限界まで頑張る必要はありません

フラフラで倒れてしまう前に、頼れるところはとことん頼ってください。

夜中の授乳は、ミルクにして夫や家族に任せることもできます。

最近では、産後ケアサービスが拡充していて、病院やホテルに宿泊することもできます。

自治体から補助金が得られる場合もあるので、ぜひ調べてみてください。

お母さんが育児の全て担う必要はありません。

家族や外部のサービスに存分に甘えましょう。

私自身も無意識に頑張らなきゃと思ってしまうタイプでした。

助産師さんや地域の保健師さんなど、みんなが口を揃えて言うことは、

頑張らなきゃと思わなくて良い。色んなものに頼って良い。」でした。

母親が切羽詰まると、不思議と子どもにも気持ちが伝染してしまうんですよね。

視野を広げると、手を差し伸べてくれる人がいたり、育児中の母親向けのサービスが世の中にあることがわかります。

出産前の時間がある時に調べておくのも良いかもしれません。

決して一人ではないので、ぜひ周りのものに頼ってください。

まとめ

出産前に知りたかったこと9選を述べてきました。いかがでしたでしょうか。

CocoRi
CocoRi

私はこれらの産後トラブルを知らず、本当に驚いてしまったので…

出産前に心構えをしておきたかったなと感じます。

どことなく辛そうなことばかり書きましたが、実際の育児は圧倒的に楽しさが勝ります!

子どもは本当に可愛いです。愛おしくてたまらない存在です。

子育ては分からないことだらけで不安ですが、子どもの顔を見ると不思議とそんな不安は吹っ飛んでしまいます。

妊娠中の方は、もう少しで可愛い我が子に会えますよ。

子育て中の方は、本当にいつもお疲れ様です。

そして、これを読んだ男性の方は、ぜひとも奥様や母親を労ってあげてください!

妊娠〜出産〜産後と、誰しもが計り知れない不安を抱えています。

現代は様々な情報が溢れているので、それに振り回されず、私の記事も「こんなこともあるのか」と箸休め程度に読んでいただければ幸いです。

そして、ほんの少しでも皆さまの参考となりましたら嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。✈︎

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